2012年11月20日火曜日

シーズン終了、俺様終了

せっかくフォーム変更をして光明が見えてきた気がしたものの
まじっすか! 
というぐら仕事が忙しく、結局前回日記の後の練習は、10月21日に我が友ぴたははの開催する練習会( http://ngr.paffy.ac/ )に参加したのみ!

そのときのもよう



ダンロップ杯最終戦はエントリーしていたけど、お仕事!
その後もずっとお仕事!

で、なんと先日11月18日のJAGE杯第3戦には、1ヶ月トランポからバイクをおろさずそのまま出場という、競技者としてはありえないポジショニングにまで落ちてしまいましたorz

仕事だから仕方ないといえば仕方ないのだけど、なんだか復帰前に戻った気がする。でも復帰前なら、こんなメンタル・フィジカルで本番に挑もうなどと思いもしなかったわけです。
競技を楽しめる人間になったのかな、大人になったのかな。
本気でない人間がちゃかしで競技なんかやるなって思ってたけど、意外にもこんなぬるいポジションでも(だからこそ)学ぶことも多く、何かと突っ込みがちなメンタルの自分としてはバランスが取れているような気がしなくもありません。
例えば本気でぎゅうぎゅうやってるとき、タイムが出てるときにセッティングを変えようってことが自分はできませんでした。だっていまタイムが出てるのに!調子崩したくねえ!って思ってたけど、それがこれまでの「ずっと練習していないと乗れないような尖った車両作り」にも繋がっていたのかと思う。
週末1日、大会1レースをテストのつもりで参加するとか、そういった心の余裕があったほうが、俺にはいいのかもしれません。

ということで、カントカ練ではB級WD選手のDR-Zに乗らせてもらい、そのあまりのハンドリングの軽さに、セッティングの見直し。伸び減衰を前回より前後4クリック、2クリック抜きでテスト(圧は前後とももう抜けない)。さらに突き出しを一気に5mm抜いて、そんでも絶好調のWD選手に届かず、最後に死ぬ気で絶対こける気で回転を詰めたら、1秒ポンとアップ。A級MTMT選手比104%。

そこからJ杯まではトランポからバイク降ろせなかったけど、とにかくステム周りの軽量化。ライト周りは当然のこと、メーター、ステー類、保安、全部とっぱずして、何がお前仕事兼用車両だよと言う状態にしました。たぶんこれで、乾燥119の61馬力ぐらいな感じにはもっていけていると思います。
実は仕事車両として史上最悪かっこ悪いカワサキの黒歴史『KLE400』を購入し、それまで下駄だったスーパーシェルパをご近所トライアル遊び用に超軽量化したのですが、いきなりスタンディングスティルが楽になり、軽量化の重要さをいまさら認識したのです。
で、軽量化XR。取り回しが軽い!けどYZ450系と比較すると、おもぃ。。。。

でももう、練習できてないものはどうしょうもないので、リアタイヤは練習用のまま(大会用からおろしたばかり)、フロントも練習用のままで参戦!したら、朝に「舐めてんのか」といわれたので、その場でC1のWTNB選手から大会落ちタイヤを奪い(買い)、装着することに。

まず心配だったのは、EGがかかるか。キック10発! かかりました。。。。。XRって本当にぬるいバイクで助かります。キャブからガスも抜いてなかったのに。ガスが入ってなかったので、それはトランポ隣のチーム員暴熊Aから奪い(買い)、対処。

走っての感想?
かるい!
怖い!
でもすぐに身体とのシンクロは戻ってくれた。これは普段庭とか山でシェルパーしてるからだと思う。

出走時に心に決めたのは、「転ぶ」でした。
とにかくもう、乗ってないんだし練習してないのは取り返しがつかない。
ならば、転ぶまで攻めて走る。転ばずにリザルトが残ったらラッキーだと思おう。

そんな感じで、スタート。
が、車体感覚がつかめず、なんと1ヒート目は10ペナという記録!!! 
しかもオーバーランして芝生と友達! 
でもタイムを見ると、1分30秒。C1トップが29秒台なので、なんだ芝生走らなくてペナがなかったら俺がC1トップか。クラスタイムも出せないと思ってきたのに。
それにしても、やっぱり本番は楽しいぜ!!!

そして2ヒート目は、マーシャルに「5ペナでおさえます!」と宣言して


宣言どおりの5ペナ!
(ライン不通過含む。通過してるように見えるがリザルトは不通過なのでしかたない)

結果、生タイムでC1クラス3位のポジションでしたが、さすがに5秒加算されたらクラスタイムにもなってません。

ただね。本当に、とても気持ちよかったです。しばらく競技車両に乗れなかったフラストレーションもあるんだけど、これまでは大会でペナるほど攻められなかったので、攻めきった感じがして爽快でした。

やっぱ競技はいいなあ。


今年内の公式戦は終了し、残すは1月のJAGE杯最終戦のみです。冷え冷え路面で戦える自信がないので全然出場する気になれないんだが(しかも嫁を寒い会場につれて行きたくないし)。

来シーズンも、こんな屁たれた状態でもコースを走らせてもらえるよう、頑張ろうと思います。


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