2013年4月14日日曜日

偉そうに講師をする(ナントカジムカーナ練習会・4/13)


ご指導するような分際ではないのだけど、D杯開幕戦から一度もXRに乗らないという状況で、ナントカジムカーナ練習会の講師をしてきました。
ナントカジムカーナ練習会とは!
http://ngr.paffy.ac/
ということで、ジムカーナのノービス選手にシード選手との生暖かい交流とタイムアタックの機会を与える素晴らしい定例イベント。毎回嫁っぴがタイム計測員をやっているのでお邪魔させて頂いていますが、指導陣が豪華で「俺が受講したいよ!」という感じです。
この練習会も回数を重ね、お陰でノービス選手のレベルが凄いことになっています。俺に教えることなどあるのか。

今回の講師陣は、主催のPちゃんことぴた。A級大瀧選手・パワーバンド木村選手・B級水玉杉山選手・C1トップしゃんばり19歳・C1老害俺。参加者はVTR一杯とDRZちらほらと、リッタークラス、ミドルネイキッド、トレールにセパハンSSにエリミ250までいます。この車種多彩な感じはノービス限定ならでは! ビビッたのは、フルストックフルレストアのZ1がいたことです。両手を合わせて「こけないでください」とお願いしました。日本の財産ですからね。

自分が受け持ったのは、主に初心者向け8の字エリアでしたが、ガチの初心者いねーじゃんwという感じでした。ひとまず走りを観察すると、いくつかのタイプに分けられる様子。
1・ワイドにフルバンクでは入れるけど、出口で絞れない。
2・タイトに入ってバイクを立てて頑張ってバランスを取っている。
3・全体的にハーフバンク
4・特に言うことはない

極端に癖のあるフォームの選手については、ステムと肩を平行にとか、頭の位置とか、基本を偉そうに講釈垂れ、
1は出口をリアブレーキとボディワークで絞る指摘
2はワイドにスピードを落とさずに入るために短い区間できちんと開け、エスカルゴのイメージで回ることを指摘
3はバイク側に問題がないかチェックし、スラを含めてどこまで寝るのか自分で知ることを偉そうに指摘
4は先導して引っ張ってみて、苦手なところを洗い出す。

感想。
・言うことねーなという選手でも、引っ張ってみると色々ボロが出る。そして教えなくても一気にペースが上がる。
・プロダクションタイヤを履いていない選手が多く、限界点がわかり辛い&教えられないことが多くてジレンマ。
・大型4発クラスで、開け始めのドンつきで苦しんでいる選手が結構いる。人間で頑張るよりセッティングも大事。
・バイクはゆっくり寝かせず走るほうが難しいのだけど、身体で頑張っちゃってる選手が少なからずいる。ミニサーキット行こうと指摘。
・車体が致命的だったのは1名のみ。オーバー過ぎて寝かせて減速できない。
・8の字で素晴らしかった選手が、コースに出ると出来ていたことができなくなったりする。

総評/みんな凄い。熱い。強いて言うなら、車体も大事!

そんな感じで、とりあえず本人のできている部分、突出していい部分を指摘し、苦手なところをどうすればよいのかにつなげるよう意識してみました。ていうか、普通にみんな上手いしね……。スラだけならC2上位って選手もチラホラいる。恐ろしいノービス限定練習会だ。

なお。
講師陣のシード選手には、デモ走行の苦行が課せられています。
熱いシードの走りを見せたい! だがXRはD杯で惨敗を喫したボヨンのままです。
とりあえず8の字で、フロントは小崎セット付近まで伸び減衰かけなおし(18クリw)、リアはボヨンをポヨンぐらいに。
あとはまあ、参加者たちがコースにたくさんいて見学してくれるので、パイロンをぶっ飛ばしまくり貴様ら直せ的なあれで、シード選手にもこんなに汚い走りの選手がいるのだということを見せ付けてきました。
リザルトは、
トップタイム ぴたはは
大瀧選手、NUDAを持ち込む。少し負ける(怒
しゃんばり選手、ステムベアリングかじってる車両。少し負ける(イラ!
杉山選手、ものすごく乗り辛い600RRで苦戦。
木村社長、Z250を盛大にディスりながらC2ぐらいのタイムを出す。

ということで、産廃は4番手、ぴたはは比101%でしゃんばりの0.5落ち。
XR3週間放置プレーの結果としては悪くないのか、身体は違和感そんなに感じないけど、ペナは盛大だった。
当初、ノービス選手にタイム抜かれたらどうしよう(参加選手は結構一杯走れる)と思っていたけど、なんとかシードの沽券と股間を守れて良かった。

講師のお仕事は、デモ走行で概ね終了。
あとは気になった選手をスラで見たりとか、気になる車両に乗ってみたりとかしましたが。
ハスクのSM510Rがいました。乗りました。あう。やばい、良すぎる。何より足がすげーいい。終わったタイヤなのに、グリップ感がスゲー。エンブレがない。パワーリフトはXR以上。
襲さんVTR、何かフロントが違和感。クラッチプレートが遊んでる感じがする。何よりライトとメーターが重過ぎるorz
社長Z250、VTRで消したい部分が最初からないので、どこからでも開けられて、全然進まない(上は伸びる)。フロントの高い部分に重量感あって、その重さでフロントが動いちゃう感じ。リアショックはリジッドかよ(怒  でもストックでC1タイムは普通に出るマシンだと思う。意外。
などなどでした。
スラではモタード選手中心に、地蔵ボディの補正などをアドバイス。
非常に充実したナントカ練初講師でありました。

今後の目標は、「来週XRに乗る」です。ほんと、オンシーズンで2週間以上あけるのはちょっと。と思いつつも週明けには嫁の維持療法開始です。嫁→仕事→猫→競技のプライオリティは変えられそうにないずら。

4 件のコメント:

  1. フジエダ@XR650R2013年4月16日 14:49

    産廃さんこんにちわ。ナントカ練の講師おつかれさまです。
     
     
    今月のカントカ練ですが、先日の事務茶屋杯で右腕骨折したので参加見送りになりました。

    鎧着ててもバイクと一緒に縦一回転すると骨折りますので、気をつけてください。

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  2. フジエダさん、災難でしたね(涙

    耳が痛いのですが、自分ジムカーナ競技を06年からやってますが、怪我らしい怪我をしたことがなくて、下半身は固めてますが上半身は肘プロテクターだけです。
    ただし、朝一番で身体の動きが渋いときは、攻めて走ることを捨てるか、軽いよろいをつけたりしてます。

    ジムカーナでは怪我する人、まったく怪我しない人と別れる感じがしますが、XRはそこそこ過激な車体なので、お怪我が治るまでフィジカルのトレーニングにいそしみましょう! 身体のメンテナンスができてると、意外にコケても受身取れますし、関節の稼動範囲広いと余り痛くないし。

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  3. あ、フィジカルが良すぎて、ライディングが思い切り良すぎて怪我する人もいますね、そういえば。。。。

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  4. フジエダ@XR650R2013年4月19日 19:48

    怪我がないのはうらやましい限りです。

    僕はもう会社に迷惑かけられないので、フィジカル鍛えます(´▽`)

    ホントはもっと攻められるようにするためですけどね!

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